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一人芝居と創作人形展示 姉妹ユニット★月あかりの森へようこそ。 月あかりの森にある小さな新聞社、 「The Moon Light Grove Times」。 その紙面で不定期に掲載されている 隠れ人気コラム「世界☆とっておき通信」。 かつて世界中を旅して歩いたウッドストック 編集長お墨付き?の海外特派員N&Pが、 あなたの気になるあの街の「とっておき」を ご紹介いたします・・・。 ★はじめに・・・「HATC」って、ナニ?? 台北旅行のミッション?を、またひとつクリアした特派員N&P。 お次のキーワードは、こちら→「HATC」。 この頭文字は「Hotel Afternoon Tea Club」の略。 つまり「ホテルでアフタヌーンティーを 楽しもう俱楽部」である。 これまでイギリス、アメリカをメインに 活動してきたが、アジアはまだまだ 未踏査の地。 ならば、ぜひ台北でも!と意気込んで いたのだが、スケジュールの都合上、 アフタヌーンティーの取材はあきらめ ざるを得ないことに。(T_T) しかし、単に断念するだけでは終わらないのがHATCである。 N「フフン、ホテルのお楽しみは、なにもアフタヌーンティーだけって わけじゃないのよん♪b(-ー-)」 P「・・・というと??(゜_゜ 」 N 「ここは一つ、オトナの攻め方でいこうぜ!d(^_-)-☆」 P「お~っ!\(*^◇^*)/」 とりあえずハナシは決まったようだが、詳細は後のお楽しみにとっておくとして・・・。 ★絶品!小龍包を味わうべし! 淡水から戻った特派員N&Pがまず向かったのは、鼎泰豊(ディンタイフォン)に 負けず劣らずおいしいと評判の点心専門店。 「ミンゲツユンパオ!やっぱ、ここは押さえとかなきゃね~。d(`▽´)」 ちょっと得意げに語るN特派員だったが、惜しい!今回もまたビミョーに 読み間違え・・・いや、独創的な日本語読み?で言い切っていた。 が、もちろん正式読みではないので、海外情報コラム的に、 きちんとお伝えしておこう。 明月湯包→ × 「ミンゲツユンパオ」 〇 「ミンユエタンバオ」 いずれにしても、台北で人気の高いお店であることに間違いはない。 本店入り口には、「2004年小龍包人気コンテスト2位」の垂れ幕が。 行列を覚悟で行ったが、並ばずに テーブルに着くことができた。 見たところ、普通に地元客が多い。 目の前の厨房では、職人さんたち がものすごい速さで餡を包んでは、 どんどん小龍包を蒸していく。 まずは気になるメニューを注文すると、 恒例の「かんぱぁ~い! (*^0^)Y-☆-Y(^.^*)」 そして、お待ちかねの明月湯包!! スープでタプンタプンの皮をちょっと 箸で突っつくと、レンゲにスープが じゅわ~~~っとあふれだす。 ひと口すすると・・・・ 明月湯包(8個 130元) N&P「 うきゃ~~っ!! o(*>▽<*)o」 お次は、そこに細長く千切りされた生姜を たっぷりのせて、酢醤油を少々たらし、 お口にア~ン。(^0^) P「オ、オイスィ~~~~ッ!!(↑△↑) 」 N「ウ~ン、絶品!!とまらない~っ♪♪(=>∀<=)」 鶏のスープと豚肉餡の旨味がお口のなかで溶け合って、さっぱりした なかにもコクがあり、いくらでもイケるおいしさ☆ 招牌鍋貼(8個 130元) そして、おすすめ焼き餃子は・・・ N「パリッパリの羽根つき~っ!すっごいおいしい!!(*^。^*)」 P 「うわ~、こっちもジューシーだけど、小龍包とはまたぜんぜん違うね! 皮も外はカリっと焼けてて、歯ごたえ もっちり~☆(*^u^)」 付乳炒空芯菜(120元) 最後は、空芯菜の炒め物。 N「うぬ!間違いにゃい!d(=^ω^=)」 P「にんにく効いてて、塩加減が絶妙! シンプルだけど深いね~☆(*v▽v*)」 こうして、本場の点心を存分に堪能した 特派員は、ここでようやく自分たちの ミッションを思いだした。 ★つかのまのプレゼント N「せっかくだからさ、ホテルに直行しないで、少し夜の街を歩こうよ♪(’ー^)-☆」 特派員N&Pは腹ごなしも兼ねて、信義新區(シンイーシンチェイ)を歩くことに。 台北の新都心であるこのエリアは、流行の最先端が集まる商業地区。 東洋一の高さを誇る地上101階建のランドマークタワー「台北101(タイペイ・ イー・リン・イー)」は、展望台からの眺めで有名な観光スポットでもあるのだが、 生憎この日は時折小雨混じりの曇り空。 展望台はあきらめ、ウィンドウショッピングを楽しんだ特派員は、101から 台北君悦大飯店(台北グランド・ハイアット・ホテル)へと続く連絡通路に足を向けた。 通路を渡り、ふと振り返ると、そそり立つ台北101の横に、おぼろに輝く満月の 姿があった。 実は、この日はフルムーン・ナイト。 満月を観ることはあきらめかけていた だけに、この一瞬の出逢いは、まさに 天からのサプライズ・プレゼントだった。 「よくきたね」 「よくここまできたね」 そう言っているかのように、穏やかな 光を放っていた。 虹色の光の輪に包まれた満月は、 特派員たちにあいさつすると、5分と たたずに雲の影に消えていった。 ★HBNC、ついに参上! それではここらで、いつもと違うジングルを鳴らしてみようか。・・・1・2・3! HATC~♪ 改め・・・ HBNC~~♪♪ \(^0^)八(^o^)/ それは、「Hotel Barlounge Night Club」。 文字通り「ホテルのバーラウンジで、夜を楽しもう俱楽部」である。 流れでいけば、「クンエツダイハンテン」(正しくはチュニュエターファンティエン) に入りそうなものだが、特派員にはどうしても行ってみたいホテルがあった。 N&P「老舗もいいけど、オサレでスノッブなホテルにも行きたいよね~」 ・・・というわけで選ばれたのが、 台北 W飯店(タイペイ・ダブリュー・ホテル)。 ホテルの名は「Whatever/Whenever (お望みの物を/お望みの時に)」という 経営理念からつけられたという。 このホテルの31階にあるのが、バー 「紫艶(Yen/イェン)」。 コンセプトは「スタイリッシュ&セクシー」という だけあり、とにかくムーディでお洒落な空間。 ボディラインばっちりの、タイトなワンショルダー・ワンピースがお似合いの、 ゴージャス&セクスィ~なウェイトレス。 ウェイターも華流スター?と見まごうほどのイケメン! そして、精悍な肉食系バーテンダーは、ワイルドにシェイカーを振る振る! 俄然テンションのあがってきた特派員は、 カウンターに座ると、ドリンクをオーダー。 N特派員は、その名も「Angel」という フルーティなカクテル。 P特派員は、先ほど飲んだビールが 響いていたため、キーウィ・ジュース。 N&P「ではでは・・・HNBC~♪ かんぱぁ~い! 」 N「こういう時間の過ごし方って、 オトナならではだよねぇ」 P「そうだね、オトナになると、 楽しみの幅が広がるねぇ・・・」 なんだか妙にしみじみと嬉しくて、知らずと笑みがこぼれてくる。 オトナになって、よかった・・・。 すっかりほろ酔い気分の特派員N&Pの会話が尽きることはなかった。 ★Wホテルのとっておき★ 31階のバー「紫艶(イェン)」の窓から眺める夜景。 目の前にはひときわ背高のっぽの101。 宝石のようにキラキラ輝く高層ビル群。 まるで友人の部屋に招かれたような気分になれる、ゆったりしたソファ席。 恋人どうしはもちろん、女友だちどうしでも盛り上がること間違いなしである。 文句なしにおススメのWホテルだが、ただひとつキーウィ・ジュースだけは・・・ P「う゛げ~~っ、酢っぱ!!まんまやんっ;(>皿<;」 砂糖もシロップも、まるっきり一切入っていない。 ひたすら酸っぱい! たしかに無添加・天然果汁100%とはいえるわけだが・・・。 読者の皆さんが紫艶バーにお越しの際には、キーウィ・ジュース以外の ドリンクをオーダーされることを、アドバイスさせていただきたい。 このジュース以降、P特派員の美食アンテナ?は、なぜかビミョーに ズレていくのであった。 追記:N特派員のナイト・レポートは、こちらをどうぞ☆ ⇒ CLICK! ・・・つづく⇒ ★メンバーそれぞれのブログも随時更新中♪ Naomi ⇒ 『屋根裏部屋のドロシー*Dorothy in the Garret』 Toshie ⇒ ただ今お休み中です★ ★関連サイトはこちらです⇒日常の小さなできごとを愛する生活 クリエイター今日のできごと ★今日は月あかりの森に遊びにいらして下さり、ありがとうございました♪ We are so happy to meet you! 下のボタンをクリックして頂ければ、大変うれしく思います。 にほんブログ村にほんブログ村 #
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| 2013-07-06 00:08
| ★世界☆とっておき通信
一人芝居と創作人形展示 姉妹ユニット★月あかりの森へようこそ。 月あかりの森にある小さな新聞社、 「The Moon Light Grove Times」。 その紙面で不定期に掲載されている 隠れ人気コラム「世界☆とっておき通信」。 かつて世界中を旅して歩いたウッドストック 編集長お墨付き?の海外特派員N&Pが、 あなたの気になるあの街の「とっておき」を ご紹介いたします・・・。 ★水の都へ・・・ 台北出発前に与えられたミッション?のうち、『12分の1』を クリアした特派員N&P。 次に目を向けたキーワードは『水辺』。 マツエナンキン(松江南京)から電車に揺られ、向かった先は・・・ 台湾三大河川のひとつ、淡水河の 河口北岸に拓けた街「淡水」。 異国情緒漂う景観は「東洋のベニス」 と謳われている。 淡水線の終点で下車した二人は、 ひとまずバスに乗って、淡水が誇る 国家第一級古跡「紅毛城」へ。 N「コウモウジョウは、どこで降りるんだっけ?」 P「ガイドブックには、シンリダイガク下車って書いてあるよ!」 相変わらず日本語読みを押し通す二人だが、今回もいちおう 決まりなので?中国語読みも記しておこう。 紅毛城→ × 「コウモウジョウ」 〇 「ホンマオチォン」 真理大學→ × 「シンリダイガク」 〇 「ジェンリィダーシュエ」 ★丘の上の紅毛城 バスを降りると、真理大學へと続く急な坂の脇に、 蔦のからまる門が見える。 そこから丘を登って、紅毛城へと 向かう。 1628年、淡水河が見渡せる丘に スペイン人が建てたサン・ドミンゴ (セント・ドミニカ/聖多明哥)城。 紅毛城の歴史はそこから始まった のだが、それは植民地としての 淡水の歴史でもあった。 スペイン→オランダ→イギリスに統治され、第2次世界大戦中は日本、 戦後はアメリカなどに管理された後、1980年ようやく台湾に返還された。 小高い丘を登りきると、紅毛城が その姿を現す。 現在見られる建物は、1646年に オランダ人が改築したアントニー 要塞(安東尼堡)である。 ちなみに「紅毛城」という名前は、 オランダ人が紅毛人と呼ばれて いたことから、ついたのだそうだ。 趣ある建物の中は、歴史資料館となっている。 室内は撮影禁止のためお見せできない が、窓からはこんな景色が見える。 対岸は八里(バリ)。 なだらかな山は、観音様の寝姿に似て いるところから、観音山と呼ばれている。 河は海へと続き、大海原の向こうには 祖国がある・・・。 かつてこの城塞を守っていた兵士や、 領事館で働いていた人たちも、時には 望郷の念に駆られながら、ここから 景色を眺めていたのだろうか。 この敷地内には、もうひとつ 赤煉瓦の建物が建っている。 1867年に、イギリスの租借地 となってから、新たに建築された 前清英国領事館邸である。 グリーンの欄干が美しい回廊 では、当時アフタヌーンティー・ パーティが開かれたりしていた。 1階には、書斎や客間、食堂や台所などがあり、 19世紀のイギリスを偲ばせる重厚かつ優美な 室内装飾を見学することができる。 ファインダー越しにのぞいていると、まるで自分 が小さくなって、袖珍博物館で見たミニチュアの ルームボックスの中に入ってしまったかのよう。 しばしここが台北だということも、 今がどの時代で、自分が誰なのか ということも忘れてしまいそうになった。 領事館の外には、紅毛城が城塞であった 歴史を物語るかのように、大砲がずらりと 並んでいた。 幾多の激動の時代をくぐり抜けてきた 赤煉瓦造りの建物は、大河の流れのように 悠然とたたずんで、今も昔も変わることなく 淡水を見守り続けている。。。 ★ River Side Cafe 紅毛城を後にした特派員N&Pは通りを渡り、河沿いの遊歩道へ。 思わず深呼吸すると、河独特の水の匂いがした。 河をながめていると、不思議と開放的な気分になる。 おじさんとアヒルとネコも、みんなノンビリひと休み。 お茶をしようと入ったカフェは、 その名も「領事館」。 淡水河を見渡せるベランダの席で、 温かいカフェオレとホームメイド・ ケーキをいただくことに。 N特派員はチーズケーキ・バー、 P特派員はブラウニーをオーダー。 ただ河を眺めながら、ゆっくりと お茶をする・・・ あわただしい日常のなかでは、 なかなか得られない、旅先ならでは のぜいたくなひととき。 心の凝りが、少しずつ解れていく・・・ よけいな言葉はいらない。 気を遣うこともない。 「素の自分」でいられるって幸せだなぁと、しみじみ思う。 水の都・淡水の懐に抱かれて・・・ いつもよりゆるやかに、穏やかな時間が流れていった。 ★紅毛城のとっておき★ オランダ植民地時代の名残りなのか? 領事館邸の庭には、なぜか巨大な サボのオブジェが置かれている。 手描きのイラストがかわいらしい♪ どのくらい大きいかというと、こんな かんじである。↓ 撮影スポットとして、多くの観光客がポーズをキメていた。 ★紅毛城★ ◇開園時間 : 平日9:30~17:00(土日~18:00) 庭園・レストラン~22:00 ◇休館日 : 第一月曜日 ◇入園料 : 有料だったようだが、特派員が行った 2013年3月末は無料であった。 ◇交通 : MRT淡水駅より、バスで「真理大學/ 紅毛城」下車、すぐ。 追記:N特派員の淡水レポートは、こちらをどうぞ☆ ⇒CLICK! ・・・つづく⇒ ★メンバーそれぞれのブログも随時更新中♪ Naomi ⇒ 『屋根裏部屋のドロシー*Dorothy in the Garret』 Toshie ⇒ ただ今お休み中です★ ★関連サイトはこちらです⇒日常の小さなできごとを愛する生活 クリエイター今日のできごと ★今日は月あかりの森に遊びにいらして下さり、ありがとうございました♪ We are so happy to meet you! 下のボタンをクリックして頂ければ、大変うれしく思います。 にほんブログ村にほんブログ村 #
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| 2013-06-26 16:36
| ★世界☆とっておき通信
一人芝居と創作人形展示 姉妹ユニット★月あかりの森へようこそ。 これは、「世界☆とっておき通信」本編には収まりきれなかった、 P特派員の走り書きです。。。 今回の旅行で袖珍博物館を訪れて、 つくづく思ったことがある。 それは「ああ、やっぱり自分は、これが 好きなんだなぁ」というものだった。 子供の頃から小さなものが大好きで、 とにかく食玩だろうと、海外アンティーク だろうと、ディテールに凝ったミニチュア の小物には目がなかった。 絵本でも、たとえば「のばらの村の ものがたり」のように、細部まで描き 込まれたおうちの絵を、隅々まで 細かく眺め、いろいろ発見するのが 楽しくて好きだった。 そんな私にとって、袖珍博物館は、ぜひ一度行ってみたい場所だった。 館内に足を踏み入れ、お宝(展示品)に囲まれたとたん、興奮のあまり、どこから観たらいいのか、何を写せばいいのかわからなくなってしまい、軽いパニック 状態に陥ったほど(笑)。 館内は、フラッシュをたかなければ撮影 OKなので、目が慣れてくると、ひたすら 写真を撮りまくった。 何を隠そう台北で撮ってきた写真の約1/2は、この袖珍で撮影したものなのだ。 もちろん図録も購入したが、私が観たいものが必ずしも掲載されているわけでは ないので、気になる細かい部分は、やはり自分で撮影するしかない。 様々な家具と小物の組み合わせによって、その空間の主の個性が表現されていて、 作者の遊び心が感じられる。 観る側は、そこから背景に思いを巡らせ、 空想の世界に心遊ばせる・・・ そんな感性のキャッチボールが楽しい。 また作り手としては、高度な技術と独創性に 富んだ作品たちに、大いに刺激を受けた。 作りたい。 表現したい。 そう思わずにはいられない作家魂みたいな ものを、作品からびんびん感じていた。 そしてもうひとつ、私がどうしても目を向けてしまうものがあった。 ドールハウス・ドールズ。 それは、ドールハウスに合わせて作られた1/12サイズの人形たち。 建物、小物、背景、 そこに人形が 加わることで 動きだす ストーリー・・・。 居場所を得たことで、人形はより活き活きと自分自身を生き始める。 それは、「The Moon Light Groveの世界」にも通じるものがあった。 そんな命の輝きを放った 人形たちを惹かれるままに 写真に収めながら、 「やっぱり私は、 人形が好きだ」 人形のいる風景ごと、その小さな世界が大好きなんだ。 沸々と心の底からこみあげてくる想いを抑えられなかった。 それはたぶん自分だけのものではなく、目の前の作品から伝わってくる 作り手たちの想いにも共振共鳴していたのだと思う。 月あかりの森の扉を閉じて2年・・・。 ドールから完全に離れていた日々を 経て、こうして再びなつかしい世界に どっぷりと浸れる時間を持てたことは、 私にとって、ものすごく大きかった。 好きなものは、どんなことがあっても 捨てられない。 たとえ捨てたつもりでも、心のなかから 完全に消えてなくなることはない。 やっぱり好きなものは、どうしようもなく 好きなんだ。 理由なんてない。 理屈なんていらない。 ただ 好きなだけ。 それで じゅうぶん。 そんな単純だけど、いちばん大切なことに改めて気づき、 目を開かされた思いがした。 袖珍博物館で見つけたタカラモノ・・・ それは 「好き」 という、なにものにも変えがたい気持ちだった。 最後に、N特派員へ かけがえのない時間をプレゼントしてくれて、ありがとう。。。 ★メンバーそれぞれのブログも随時更新中♪ Naomi ⇒ 『屋根裏部屋のドロシー*Dorothy in the Garret』 Toshie ⇒ ただ今お休み中です★ ★関連サイトはこちらです⇒日常の小さなできごとを愛する生活 クリエイター今日のできごと ★今日は月あかりの森に遊びにいらして下さり、ありがとうございました♪ We are so happy to meet you! 下のボタンをクリックして頂ければ、大変うれしく思います。 にほんブログ村にほんブログ村 #
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| 2013-06-21 21:06
| ★世界☆とっておき通信
一人芝居と創作人形展示 姉妹ユニット★月あかりの森へようこそ。 月あかりの森にある小さな新聞社、 「The Moon Light Grove Times」。 その紙面で不定期に掲載されている 隠れ人気コラム「世界☆とっておき通信」。 かつて世界中を旅して歩いたウッドストック 編集長お墨付き?の海外特派員N&Pが、 あなたの気になるあの街の「とっておき」を ご紹介いたします・・・。 ★立体絵本のような世界 前回に引き続き、世界有数のコレクションを誇る 台北のミニチュア・ミュージアム「袖珍博物館」へようこそ。 こちらは、イギリスのグローサリー。 昔訪れたロンドンの老舗チーズ屋さん「PAXTON & WHITFIELD」を 思い起こさせる店構えに、ちょっとなつかしい気分に浸った特派員N&P。 建物、人形、小物が一体となって創りだされる独特の世界には、 観る者を一気に引き込む魔法の力があるようだ。 そんなミニチュアの魅力あふれる作品をご紹介しよう。 館内には、童話やファンタジーがテーマとなったジオラマも展示されている。 子供のころ文字を目で追っては、頭のなかで想像して楽しんでいた世界が、 目の前に3Dで再現されているのだ。 「ピノキオの冒険」より。 ゼペットじいさんの仕事 部屋で、ピノキオが人形 として、誕生した場面。 「不思議の国のアリス」 から、三月ウサギと 気ちがい帽子屋の お茶会に招待された アリス。 そして、ハートの女王のムチャ 振りを受けて、トランプの兵隊 がぶつくさ文句を言いながら、 お城の白ばらをペンキで赤く 塗り変えていく場面。 巨大なジオラマは、「ガリバー旅行記」。 リリパット王国に 漂着したガリバーが お城に招待され、 王様と女王様に ご対面する場面。 驚くことなかれ、実はこのガリバー、 ほぼ等身大に近い大きさで作られているのだ。 そのため小人の国の住人たちとの対比が これほどまでにリアルなのである。 しかしガリバーの顔つきが、なぜか日本に よくいるサラリーマンのオジサンのように 見えてしまうのは、特派員だけだろうか?(^ ^; 昔本で読んだ時は、もうちょっと若者のイメージだったんだけどな・・・。 ★博物館で世界一周? 袖珍博物館には、世界各国をテーマにした展示も多くあり、 ちょっとした世界旅行気分が味わえる。 サンタフェの温室。 原色使いの鉢、太陽モチーフのベンチと 小物にまで作り手のこだわりが感じられる。 古代エジプトの 学者の部屋。 ローマの遺跡。 水の都 ヴェネチア。 昭和30年代頃の 大阪の商店街。 圧巻はこちら、バッキンガム宮殿! 衛兵が番をする パレスの門。 肖像画に彩られた優美な大階段。 豪華な装飾が施されている接客の間。 長い歳月をかけて、手間を惜しまず妥協することなく制作した作家さん、 ひとつひとつ根気強く集めた収集家、双方の深い想い入れと情熱が 作品から伝わってきて、ただただため息がでるばかりである。 ★いつかいた どこかの街の・・・ 数ある展示物のなかで、特に心に残った作品は・・・ 19世紀ヨーロッパの市場の風景。 活気あふれる街のざわめきが聞こえてきそうだ。 いや、その時感じていたのは、もっと臨場感ある、不思議ななつかしさ。 記憶のはるか彼方に置き忘れていた遠い遠い昔、こんな街の市場に いたことがあったのではないか・・・。 手回しオルガンが奏でる陽気ななかに、 ちょっと哀愁を帯びたメロディー。 馬の蹄が石畳に響く音。 遠くからかすかに聴こえる鐘の音。 この空気。 この感触。 すごく知っているような気がする。 オルガンに合わせて踊る少女たちに、 いつしか心を通わせて眺めていた。 ひとつのジオラマから掻き立てられる五感の記憶・・・。 それは一瞬にしてその時代の誰かとシンクロし、目の前の情景とともに 鮮やかによみがえるのだ。 特派員にとって、ここは、そんな「記憶の玉手箱」のような空間であった。 袖珍博物館を訪れたら、きっと「あなただけの風景」に出逢えることだろう。 ★袖珍博物館のとっておき★ 順路の最後に展示されていたのは、昨年15周年記念に公開された最新作。 フランス、ヴェルサイユ宮殿の 鏡の回廊である。 ミニチュアとは思えないほど長い廊下。 奥へ さらに奥へ、どこまでも延々と 続いていく・・・ 観ていると、そんな錯覚に囚われる。 袖珍博物館のコレクションは、これからも ますます充実していくことだろう。 ★袖珍博物館★ ◇開館時間:火~日曜日 10:00~18:00(最終入場17:00) ◇休館日: 月曜日(祝日の場合は、翌火曜日が休館となる) 旧正月の前 2日間 ◇入場料:大人 180元(特派員が行った2013年3月末は、540円くらい) 学生・65歳以上・身障者 150元(450円くらい) 児童 100元(300円くらい) *身長110cm以下の児童は無料。 ◇交通・アクセスは、こちらまで⇒CLICK! 追記:N特派員の袖珍レポートは、こちらからどうぞ☆⇒CLICK! ・・・つづく⇒ ★メンバーそれぞれのブログも随時更新中♪ Naomi ⇒ 『屋根裏部屋のドロシー*Dorothy in the Garret』 Toshie ⇒ ただ今お休み中です★ ★関連サイトはこちらです⇒日常の小さなできごとを愛する生活 クリエイター今日のできごと ★今日は月あかりの森に遊びにいらして下さり、ありがとうございました♪ We are so happy to meet you! 下のボタンをクリックして頂ければ、大変うれしく思います。 にほんブログ村にほんブログ村 #
by themlg
| 2013-06-18 18:54
| ★世界☆とっておき通信
一人芝居と創作人形展示 姉妹ユニット★月あかりの森へようこそ。 月あかりの森にある小さな新聞社、 「The Moon Light Grove Times」。 その紙面で不定期に掲載されている 隠れ人気コラム「世界☆とっておき通信」。 かつて世界中を旅して歩いたウッドストック 編集長お墨付き?の海外特派員N&Pが、 あなたの気になるあの街の「とっておき」を ご紹介いたします・・・。 ★ワンダーランドは、1/12サイズ!? 特派員N「いやぁ、それにしてもこんなに近いとは思わんかったわ!(^ ^;」 特派員P「まさかホテルから歩いて行けるなんてねぇ。;^▽^)」 特派員は、マツエナンキン(松江南京) のホテルから徒歩5~6分のオフィス 街にいた。 二人の目の前には、どう見てもオフィス ビルが建っていたが、その門柱には 巨大な看板が描かれていた。 N&Pはその看板を見上げると、 声をそろえて読みあげた。 「シューチン博物館。・・・とうとう来たね!」 袖珍博物館(正しくは、ショージョン・ボーウーグァン)。 「袖珍」とは、「袖に入るくらい小さいもの」という意味である。 そう、ここは台北の、いやアジア随一の ミニチュア・ミュージアム。 台北へ来る前に挙げられたキーワード 『12分の1』とは、ミニチュアのことを 指していたのだ。 オーナーの林文仁・揚梅ご夫妻が、海外 出張へ行くたびに、お子さんを喜ばせる ために、お土産として買い集めてきた というミニチュア・コレクション。 その質の高さといい、スケールといい、 世界屈指の銘品逸品揃いである。 ミニチュアの世界にすっかり魅せられた ご夫婦の情熱は1997年、世界第二の 規模を誇るミニチュア・ミュージアムを開館させるまでに至る。 今回の旅行のなかで、特派員N&Pがいちばん行きたいと 思っていた場所が、他でもないこの袖珍博物館であった。 ★遠い記憶を呼び覚ます人形 警備員のおじさんが受付に構えているエントランスを通り、 地下へと続く階段を下りていくと・・・ 入り口を入ると、出迎えてくれたのは 台湾の伝統的な民族人形、 「梅蘭娃娃捏麺人原型」。 女性の美徳を表現する「梅蘭」は よく女性の名前に用いられる。 「娃」という字には、やはり美しい という意味があるのだそう。 ふくよかな笑みをたたえた 女性・・・。 その穏やかな表情から、 彼女の満ち足りた人生が 目に浮かぶようだ。 そして、もう一人。 涼やかな目元の、笛を吹く女性。 宮廷に仕える女官だろうか・・・。 この二人の女性(人形)に、 特派員Pは一瞬にして 心を掴まれてしまった。 かつて自分も女性として、 こんな人生を送ったことが あったかもしれない・・・。 目が合った瞬間、そんな不思議な気持ちに見舞われて、 しばらく彼女たちの前から動けず、見つめていた。 ★実物以上に、リアルな空間 台湾ドールの後に、どどーんと展示されていたのは、打って変わって 古き佳き時代のアメリカの館 「ローズ・マンション」。 20世紀初頭、実際に ロサンゼルスにあった 歴史的建造物を 4年の歳月をかけて 再現したものだという。 裏側に回ると、一室ごとに 当時を偲ばせる精巧な 造りの家具調度、ドール などが飾られていて、 見飽きることがない。 またこの博物館には、ルームボックスと呼ばれる箱型の ドールハウスも実にたくさん展示されている。 こちらは、旅をする音楽家の部屋。 ちいさな女の子の好きなものが詰まった、夢のような子供部屋。 「テイちゃんのお部屋」。 小物ひとつひとつが なんとも可愛らしい。 ベッドの下の壁には、なんと 超極小のルームボックスが 埋め込まれている。 しかも豆粒のように小さな 家具までちゃんとある! 「テレビのある別荘」。 判りづらい写真で申し訳ないが、 これは極小サイズのテレビ。 わずか数センチ角の画面に(色とび してしまい恐縮だが)、リアルタイム の番組が放映されている。 もちろん画像だけでなく、音声も ばっちり聞こえ、その技術の高さ には驚嘆させられる。 何も言わなければ、ミニチュアとは思えないほどリアルな造りの書斎。 そして、クリスマスの部屋。 展示品ごとに、ひとつの世界ができあがっていて、観ている者は 知らぬ間にその物語(テーマ)のなかに入りこみ、主人公の視点で 細かいディテールにまで目を凝らして眺めてしまうのだ。 館内には、200点を超える展示物が迷路のような順路のあちこちに 所狭しと飾られていて、 「あれ?まだこれ観ていない」 「あ、こんな所にも展示がある!」 といった具合に、じっくり観ようと 思ったら、少なくとも2~3時間は かかるだろう。 袖珍美術館の展示品の魅力は、 一度ではとてもご紹介しきれる ものではない。 というわけで、この続きは次回を どうぞお楽しみに・・・♪ さすがに、このテーマとなると アツいぞ、特派員!(^ ^; ・・・つづく⇒ ★メンバーそれぞれのブログも随時更新中♪ Naomi ⇒ 『屋根裏部屋のドロシー*Dorothy in the Garret』 Toshie ⇒ ただ今お休み中です★ ★関連サイトはこちらです⇒日常の小さなできごとを愛する生活 クリエイター今日のできごと ★今日は月あかりの森に遊びにいらして下さり、ありがとうございました♪ We are so happy to meet you! 下のボタンをクリックして頂ければ、大変うれしく思います。 にほんブログ村にほんブログ村 #
by themlg
| 2013-06-14 23:16
| ★世界☆とっておき通信
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